トルコ南方の地中海に浮かぶキプロス島の大部分を占める共和国で、観光と金融の国(ウィキペディアによる。)。首都はニコシア、公用語はギリシャ語だが、市中では英語も通じる。金融業が盛んなのは、いわゆるタックスヘイブン、租税回避地として有名だったためで、便宜的にここに籍を置いている会社も多いようだ。私が訪問したときは、経済危機が表面化して取り付け騒ぎが起こる前であったが、市中には空室が目立つビルが散在し、経済状況がよくないことが伺われた。空の玄関はラルナカ国際空港で、ドバイ経由で成田からは約10時間のフライト。サービスの良さで有名なエミレーツ航空が就航し、ドバイまでは全2階建のエアバスA380も飛んでいる。
市街地
伝統的な町並みが残る地区