2013年10月14日、東京三会就職合同説明会が東京都立産業貿易センター台東館で開催されました。
メディアなどで取り上げられ、すでにご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、司法試験合格者の増加により、司法試験に合格し、司法修習を終え、卒業試験にも合格し、弁護士として職務を行う資格を得ても、入所する法律事務所が決まらない方が年々増加しており、司法修習生に就職の不安、プレッシャーが重くのしかかっています。そこで、東京の三つの弁護士会では、このような不安、プレッシャーを少しでも緩和するため、毎年就職合同説明会を開催しています。採用を予定している法律事務所や企業がブースを設け、司法修習生に対して事務所や企業の特色、仕事の内容、採用時期や方法などについて説明を行い、さらに個別に面接をしたりします。本年も48の法律事務所、35の企業、941人の司法修習生が参加し、充実した説明会となりました。
私は、数年来就職説明会の開催に携わってきましたが、修習生の就職を巡る状況の変化の大きさと速さには驚いています。司法試験合格者の増加については、賛否様々な議論がありますが、議論はさておくとして、司法修習生の負担を少しでも軽減しなければならないことは間違いないと考えています。そのための様々な企画、活動に今後とも取り組んでてまいります。