宮城県の県都。伊達正宗が仙台城を築いて仙台藩の中心としたことから発展し、人口約107万4100人(人口推計、2014年12月1日)、1989年4月に政令指定都市に移行した。青葉山の麓に広瀬川が流れる「杜の都」。中心部は、駅東口で開発が進み、繁華街は明るくにぎやかで、震災の影響は感じられないが、周辺部では仮設住宅が並ぶ地区もあり、ごく一端ではあるが震災の被害が垣間見られる。市内も見どころは多いが、今回は周辺に足を伸ばしてみる。
瑞巌寺は伊達家の菩提寺で、本堂は国宝に指定されている。間が悪いことに、訪問したときは丁度本修復工事中で、本堂はビニールシートに覆われていた。五大堂は国の重要文化財で、松島湾の島々を一望する。
仙台駅から約17km、バスで約30分、名取川に沿って秋保温泉の温泉街が広がる。1500年の歴史を持つと伝えられる仙台の奥座敷。秋保大滝は落差55m、日本三大瀑布の一つである。